フィレンツェで修行したシェフが作る逸品と、ソムリエの細やかな心遣いが生み出す上質イタリアン

rece

石田 友梨ソムリエ

素材を生かした料理に寄り添うペアリングコースが魅力

 

2019年に日本橋にオープンした「rece」。ソムリエの石田氏はオープンから携わり、今年で5年目になります。receのオーナーが石田氏の前職の店長で、独立時に声をかけられた縁から始まりました。「receでは、来店動機に合わせた接客を意識しています。お客様の表情や雰囲気から感じとり、臨機応変に対応することで居心地の良さを感じていただけると考えています」と石田氏。細やかな心遣いが感じられます。

シェフはフィレンツェで7年間修業を積み、イタリア政府公認店でも腕を振るった実力派。国産の地の食材を旬に合わせて使うのがreceの強みです。手をかけすぎず、素材の良さをふんだんに生かした料理構成に寄り添うようなワインのペアリングコースが魅力です。

ワインはイタリアとフランスを中心に、世界中の銘柄を種類豊富にラインナップ

receのコース料理に合わせるワインのセレクトは石田氏に一任されています。イタリア料理だからといってイタリアワインにこだわることなく、イタリアとフランスを中心に、アメリカやニュージーランド、オーストリア、ドイツなど世界中の銘柄を種類豊富に取り揃えています。

「receのコースは旬の魚介類を使うことが多いため、白ワインをセレクトすることが多いです。お肉以外は基本白ワインですね。だからこそ、それぞれ違う個性を持った白ワインをご提供したいという思いがあります。味わいだけでなく、香りやふくよかさ、余韻など、コースの一品一品に合わせて飽きのこないよう、多種多様なワインが楽しめるよう意識しています。」
近年石田氏が注目しているのはイタリアの土着品種。品種の個性が出ていて、勉強するたびに新たな発見があるので、イタリアの土着品種は常に探しているそう。

・バイザグラスで提供するワインの種類：泡、白、赤合わせて15種類程
・グラスワイン：1,320円から
・ボトルワイン：6,600円から
・ワインのアイテム数：200種以上