“イノベーティブ四川”という新たな挑戦。 西麻布で出会う、約700種類のワインと中華の美しい調和
Amber Trip(アンバートリップ)

西麻布『Amber Trip』で味わう、“琥珀色の旅”
西麻布に店を構える『Amber Trip』は、「イノベーティブ四川」と多彩なワインとのペアリングを楽しめるレストランです。
四川料理の伝統をベースにしながらも、世界各国の技法や食材を取り入れた独創的な一皿と、約700種類にのぼる豊富なワイン。
その組み合わせは、従来の「中華×ワイン」のイメージを大きく覆します。
店名の「Amber Trip」には、2つの意味が込められています。
「Amber(琥珀)」には、長い年月をかけて形成される琥珀のように、中国の長い食文化や熟成の美しさを表現したいという願い。
そして「Trip」には、四川料理の枠にとらわれず、世界を旅(Trip)するように多彩な技法を取り入れた料理を届けたいという想いです。
料理を手がけるのは四川料理をベースに繊細な表現を得意とする平野智也シェフ。
マネージャー兼ソムリエの小柴貴弘氏は、日本ワインの魅力を伝え続けてきたスペシャリストです。
「ワイン好きにこそ、中華料理の新たな魅力を知ってほしい。」
そんな想いを形にしたレストランです。
ここでしか味わえない、革新的な中華とワインが織りなす“琥珀色の旅”が待っています。

約700種類が眠るセラー。特筆すべきは「日本ワイン」のペアリング
店内には約700種類ものワインを取り揃え、シャンパーニュやブルゴーニュ、オーストリアワイン、そして日本ワインまで幅広くラインナップ。
中華料理店としては圧倒的な品揃えを誇り、ワイン愛好家や業界関係者からも高い評価を得ています。
中でも、同店ならではの強みと言えるのが「日本ワイン」のペアリングです。
ソムリエの小柴氏が、日本ワインの「華やかさがありながら、出汁のようにじんわりと広がる旨味」に感銘を受けたことをきっかけに、その魅力を料理とともに伝えたいという想いから現在のスタイルが生まれました。
四川料理というと力強い味わいを想像する方も多いかもしれません。
しかし、Amber Tripの料理は、素材本来の味わいを生かし、油や重さが残らない軽やかな後味が特徴です。
だからこそ、日本ワインが持つ旨味や伸びやかな酸、果実味と美しく調和します。
ペアリングは15品のコースに合わせて7種類のワインを提供。
料理ごとに味わいを際立たせる組み合わせだけでなく、数皿を通して同調を意識したペアリングも織り交ぜながら、一つのコースとして完成度を高めています。
ワイン選びで重視するのは、希少性ではなく、「本当に美味しい」と感じられることと、最良のコンディションで提供できること。
産地や品種だけではなく「すっきりしたものがお好きですか?」「果実味のあるタイプがお好みですか?」といった好みを丁寧にヒアリングし、一人ひとりに寄り添った提案を行っています。

世界の技法を掛け合わせる、“少量多皿”のイノベーティブ四川
ワインと一緒に楽しめるのは、四川料理の枠にとらわれない自由な発想で作られた品々です。
例えば、『漆黒』と名付けられた一皿は、ビーフンにイカ墨やガーリック、オリーブオイルを合わせ、イタリアンのイカ墨パスタをイメージした一品。
仕上げにはお客様の目の前で金粉をあしらい、漆黒の器とキャビアが織りなす黒と金のコントラストが、料理をより印象的に演出します。
世界中の技法を取り入れたイノベーティブ四川を象徴する一皿です。
中華料理といえば大皿でシェアするイメージがありますが、同店では「少量多皿」のスタイルを採用。
平野シェフが得意とする繊細な料理を少しずつ味わえるため、最後まで食べ疲れることなく多彩な味覚を堪能できるのが魅力です。
化学調味料の使用も極力控え、油や重さが残らない「キレの良さ」を追求。
素材本来の旨味や出汁感が引き立つからこそ、繊細なブルゴーニュやシャンパーニュ、さらには出汁のような旨味が広がる日本ワインとも見事なマリアージュを生み出します。

モダンな空間とこだわりの器。五感で楽しむ食空間
店内に一歩足を踏み入れると、そこには従来の中華料理店のイメージとは異なる、落ち着いたモダンな空間が広がります。
ビジネスシーンや記念日での利用が多いというのも納得できる、ゆったりと食事を楽しめる雰囲気です。
料理を彩る器にも強いこだわりがあり、人間国宝・井上萬二氏の白磁をはじめ、選び抜かれた作家ものの器を使用。
器の余白まで計算された美しい盛り付けは、まるでアート作品のような美しさを感じさせます。
中華料理店という枠を感じさせない空間だからこそ、料理もワインもゆっくりと向き合うことができます。

「日本ワインだけでも十分に勝負できる。」その一言が、この店の目指すペアリングを証明してくれた。
Amber Tripが目指しているのは、「四川料理と日本ワインは、こんなにも相性がいい」というこれまでの固定観念を覆す価値観を、多くの方に体感してもらうことです。
「日本ワインだけでも十分に勝負できますね。」
ペアリングを体験したお客様からのその一言は、日本ワインの魅力を伝えたいという想いが届いた瞬間でもあったと小柴氏は語ります。
同業の料理人やソムリエからも、「ここまで日本ワインにこだわった中華は珍しい」と評価されることも多いそうです。
伝統を重んじながらも新しい感性を取り入れた料理と、一皿一皿に美しく寄り添うワイン。 その唯一無二の組み合わせを、ぜひご体感ください。
●グラスワイン:¥1,500~3,000
・スパークリングワイン:1種類
・白ワイン:3~6種類
・赤ワイン:2~3種類
・その他:ロゼ(1種類)、オレンジ(1種類)
●ボトルワイン:¥7,000~500,000
・約600〜700種類(約1,000本)
この逸品
スパイスの香りが広がる「辣子鶏(ラーズーチー)」
同店に訪れたらぜひ味わいたいのが、唐辛子と鶏肉を豪快に炒めた四川の定番「辣子鶏」を、Amber Tripならではの感性で表現したスペシャリテです。
大皿でダイナミックにプレゼンテーションした後、一人ひとりに美しく取り分けて提供されます。
クミンやフェンネルなどのスパイスを重ねることで、辛さだけではなく、複雑で奥行きのある香りを楽しめる一皿に仕上げています。
合わせるのは、スパイスの個性を引き立てる北海道のケルナーや、ワイン用の葡萄を原料に使用した国産のビールなど。
四川料理の奥深い魅力を発見できる、Amber Tripを象徴する一皿です。
店舗情報
- 店名
- Amber Trip(アンバートリップ)
- 住所
-
東京都港区西麻布1-1-1 EDGEビル 3F
- 電話番号
- 03-6447-0036
- 営業時間
- 月・火・水・木・金・祝日・祝前日・祝後日
18:00 - 23:00
土
12:00 - 14:00
18:00 - 23:00 - HP・SNS
- https://www.instagram.com/ambertrip.nishiazabu/
- 定休日
- 日曜日※他不定休日あり
ソムリエ
J.S.A.ソムリエ、日本ワインアドバイザー。
神楽坂のフレンチ「LE PARISIEN(ル・パリジャン)」でソムリエ資格を取得後、高級焼肉店や中国料理店で経験を積み、現在はAmber Tripのマネージャー兼ソムリエを務めている。
焼肉店勤務時代から日本ワインの魅力を伝え続けており、「余市のピノ・ノワール」との出会いをきっかけに、その可能性に強く惹かれるようになった。
現在は、日本ワインを軸としたペアリングを通して、「四川料理と日本ワイン」という新たな食文化を発信している。