麻布十番で楽しむ、ワインとタパスの美味しい日常。笑顔あふれるスペインバル
NICO(ニコ)

笑顔がつながる、麻布十番のスペインバル
麻布十番の路地裏に佇む『NICO』は、2025年9月に誕生したスペインバルです。
目指したのは、特別な日に訪れる場所ではなく、仕事帰りに一杯のワインとタパスを気軽に楽しめる、街に愛される一軒。
店名には、スペイン語で「美味しい」を意味する“Rico(リコ)”と、“ニコニコ(笑顔)”という2つの言葉が掛け合わされています。
「美味しい料理やワインを囲みながら、お客様もスタッフも自然と笑顔になれる場所でありたい」
そう語る店長・吉見 Riyo氏の言葉通り、店内には、初めて訪れる方でも自然と馴染める、開かれた雰囲気が広がっています。

タパスとワインは最高のパートナー。約200種類のワインと伝統のシェリーサービス
現地の食卓では、ワインはタパスとともに食事の時間を楽しむための“パートナー”として親しまれています。
『NICO』でも、そんな文化を大切にし、スペイン各地の銘柄を中心に、ブルゴーニュワインなども含め約200種類のボトルワインを取り揃えています。
食事の始まりには、バスク地方を代表する微発泡ワイン「チャコリ」や、スペイン産スパークリングワイン「カヴァ」が人気です。
軽やかな飲み口と爽やかな酸味が、タパスを楽しむひとときを華やかに彩ります。
ワインを提案する際に大切にしているのは、難しく考えすぎず、その日の気分で自由に楽しめること。
お客様の好みや選んだタパスに合わせながら、その日の気分に合う一杯を提案しています。
そして、『NICO』ならではの体験として欠かせないのが、ベネンシアドールによるシェリーサービスです。
細長い柄杓「ベネンシア」を使い、高い位置から注ぐことで、シェリーが空気と触れ合い、香りがより豊かに広がります。
スペインで受け継がれてきた伝統的なスタイルを大切にしながら、目の前で注がれる一杯を楽しめるのも魅力のひとつです。
初めてシェリーを味わう方には、すっきりとした辛口で食中酒として楽しみやすい「フィノ」がおすすめ。
また、食後にはデザートのクレマ・カタラーナとともに、甘味とコクのある「オロロソ」や「クリームシェリー」などを合わせる楽しみ方もあります。
タパスを囲みながら、ワインやシェリーを自由に楽しむ。
そこには、グラス一杯からスペインの食卓を感じられる、豊かな時間が広がっています。


現地のエッセンスを、日本の食材で楽しむタパス
これらのワインやシェリーとともに味わいたいのが、スペインの食文化を映したタパスの数々です。
料理を手がけるのは、スペイン・バスク地方の三つ星レストラン「Azurmendi(アズルメンディ)」で研鑽を積んだ女性シェフ。
そこで培った経験をもとに、日本の食材や味覚に合わせながら、スペインらしいエッセンスを感じられるタパスへと仕立てています。
『NICO』が大切にしているのは、現地のレシピをそのまま再現することではありません。
スペインの伝統や食事の楽しみ方を大切にしながら、日本の気候や味覚に合わせた工夫を加えています。
たとえば、現地ではタパスを常温に近い状態で楽しむ文化もありますが、同店では温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たい状態で提供するなど、日本ならではの細やかな心配りを取り入れています。
また、スペイン料理らしい力強い旨味は残しつつ、塩分は日本人が心地よく味わえるよう緻密に調整されています。
使用する食材は、国産を中心に旬のものを厳選。
3日に一度は近隣の八百屋で新しい食材を取り入れ、その時季ならではの味わいを楽しめるタパスへと仕立てています。
どのタパスを選んでもワインと合わせやすいよう、甘味・塩味・旨味のバランスを意識して調理。
気分や好みに合わせて自由に選んでも、ワインとの組み合わせを楽しめることも、『NICO』ならではの魅力です。


自然と会話が生まれる、ライブ感あふれるバル空間
店内は、カウンター席を中心に、料理やワインを間近で楽しめる距離感が魅力の空間です。
目の前で料理が仕上がる音や、ワインを注ぐ所作を眺めながら過ごす時間は、まるで現地のバルを訪れたようなライブ感に包まれます。
スペインのバルを思わせるテンポの良いラテン音楽が流れ、陽気で心地よい雰囲気を演出。
料理を彩る器には、“世界一予約が取れないレストラン”として知られた「elBulli(エル・ブジ)」で実際に使用されていた食器を採用するなど、細部にまでスペインの食文化へのこだわりが込められています。
カウンターならではの程よい距離感から、お客様同士が自然と会話を交わし、初めて訪れた方でも馴染みやすい雰囲気も魅力のひとつ。
また、女性シェフと女性スタッフが中心となって切り盛りしているため、おひとり様でも気軽に立ち寄りやすく、女子会やデートなどさまざまなシーンで利用されています。
入口付近の席ではペット同伴や小さなお子様連れにも対応するなど、誰もが思い思いの時間を過ごせる自由な空気感も魅力です。
「心もお腹も満たされ、『楽しかった』と思って帰っていただけたら嬉しいですね」と語る吉見氏。
その言葉通り、美味しいタパスとワインを囲みながら、自然と笑顔が生まれる温かな時間がここには流れています。
●グラスワイン:¥1,300~¥1,600
・スパークリングワイン(カヴァ):3~4種類
・白ワイン:6~7種類
・赤ワイン:6~7種類
・その他:20種類(ロゼワイン、オレンジワイン、シェリー)
●ボトルワイン:¥9,000~300,000
・約200種類(プレヴィンテージや古酒もあり。)
この逸品
豪快さと繊細さが共演するスペシャリテ「タコのガリシア風」
『NICO』を訪れたら、ぜひ味わいたいのが看板メニューの「タコのガリシア風」です。
使用するのは、北海道産の約1メートルにもなる大ぶりの水ダコ。
生きた状態で丁寧に叩いて身をやわらかくし、ほうじ茶でボイルして香りをまとわせた後、オイルで香ばしく焼き上げます。
仕上げは、お客様の目の前で豪快にカット。
ライブ感あふれる演出も、この一皿ならではの楽しみです。
この料理の原点となったのは、スペイン・ガリシア地方で出会った「タコとじゃがいも」の組み合わせでした。
「現地で受けた感動を、日本でも届けたい。」
そんな想いから、現地で出会った味わいを、日本の食材と独自の調理法で表現した『NICO』だけの一皿です。
合わせるのは、スペイン、「リアス・バイシャス産のアルバリーニョ」。
海を感じさせる爽やかなミネラル感と心地よい酸味が、タコの旨味や塩味を引き立て、軽やかな余韻を楽しませてくれます。
タコの旨味とアルバリーニョの爽やかさが重なり、食事の時間をより豊かにしてくれる組み合わせです。
ぜひ『NICO』で体験してみてください。
店舗情報
- 店名
- NICO(ニコ)
- 住所
-
東京都港区麻布十番2-8-3 スピカレジェンド 1F
- 電話番号
- 03-6722-0301
- 営業時間
- 月・火・水・木・金 17:00 - 23:00 L.O. 22:30
土・日・祝日・祝前日・祝後日 15:00 - 23:00 L.O. 22:30 - HP・SNS
- https://www.instagram.com/nico.azabujyuban/
ソムリエ
高校卒業後、調理師免許を取得し、中華料理店で料理人として経験を積む。 22歳でスペインへ渡り、美食の街・バスク地方で食文化やワインを学び、現地のライフスタイルに大きな影響を受ける。 帰国後は間借り営業を経て、2025年9月に『NICO』をオープン。 また、『鶫(Tsugumi)』での経験をきっかけにワインの奥深さに魅了され、現在に至る。 「一食の時間を大切にする文化」や、肩肘張らずに人との時間を楽しむ価値観を大切にしながら、タパスやワインを通して、スペインの食を楽しむ時間を届けている。